金沢の街にも、空き家が増えています
金沢市内にも空き家が多くなっています。
不動産ポータルサイトでは、中古の一軒家の売り出しも増えていますが、売り出しされず、「長期の空き家状態」、手付かずの「放置状態の空き家」等、様々な状態の空き家が溢れています。
所有者が決まれば、売却、活用、管理がされています
選択肢は、多くありません。
地方都市の場合、極端に土地価格が値上げりする要素は、少ないと思われます。所有する空き家の立地から、需要と供給を見極め対策することです。
・売却する:利用する予定がない場合、維持管理の苦労よりも、不動産の査定を進め、 不動産会社を通じて、売却を急ぐべきです。
・賃貸として活用する:立地条件や建物の程度を考慮して、活用が可能か、専門家に相談した上で、収益を得る方法です。管理会社に委託や自分が可能であれば管理する選択肢になります。
・リノベーションして利用する:立地条件により、リフォームやリノベーションをして、事務所やカフェなどの商業スペース、家族の為の住居として活用できます。
・地域貢献活動として提供する:コミュニティセンターやシェアハウス、NPOの拠点など、地域のために活用する方法もあります。自治体やNPO法人に相談してみるのも良いかもしれません。
遺産分割協議を進め、相続登記を急ぎましょう
相続登記とは、亡くなった方の不動産の名義を相続人に変更する手続きのことです。
相続後、空き家になる要因として、相続登記が完了できず、所有者が特定しないことで、売却、活用、利用ができないケースが殆どです。
様々な原因が考えられますが、不動産の価値が高い場合、低い場合で協議が纏まらないことが多いようです。
対策として、相続登記は2024年4月以降、義務化されています。期限は、相続が発生してから原則3年以内です。
所有者が早期に決まれば、多くの案件で「空き家」を売却、活用、利用する意思決定がされています。
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