なかまち不動産
2025年03月26日
金沢なかまちBloG
住宅ローンの返済が困難になった時の解決策
任意売却は、競売を避けるための手段です
様々な事情で、住宅ローンの返済が困難になった場合、一つの解決策として、その住宅を売却して借入を返済してしまう方法が、任意売却です。
通常、返済が滞り目途が立たない場合、融資元は、最終判断として競争入札をして債権の回収を図ります。それが、競売です。
競売は、通常売買より、安価になる為、借入残金を大きく下回る金額になること多く、住宅を手放しても、完済できない場合が多くなります。
それを避ける為の手段として、事前に任意に売却を進め、売却額≧借入完済額になるよう関係者の協力を得て進める売却方法です。
任意売却の良い点
・競売よりも柔軟な条件で売却できることが多い。
・売却価格も競売より高くなる場合があるため、より良い選択肢となることがあります。
任意売却の注意点
・買手を見つけるのに時間がかかる場合があります。
・売却額がローン残高を下回る場合、その差額をどうするかの交渉が必要になります。
・不動産業者や弁護士と相談しながら進めることが重要です。
任意売却の具体的なリスク
・任意売却の売却額が、残っている住宅ローンを上回らない場合、不足分をどう処理するかが問題になります。金融機関との話し合い、協力で解決する必要があります。
・一定期間、信用情報へ影響が及ぶ可能性があります。
・買い手を見つけるのに時間がかかることもありますので、スケジュールを考慮しておくことが重要です。
・専門的な知見が必要になりますので、自分だけで進めることは困難です。法的なトラブル対応や条件交渉など、不動産業者や弁護士のサポートが必要です。
・通常売買となる為、仲介手数料他、費用の発生を含む、資金計画が必要です。
・債権者(銀行)の合意が必要になりますので、手遅れにならないよう早い段階で相談することが、より良い条件交渉の鍵となります。
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