賃貸経営オーナーの大きなリスク=管理会社
賃貸経営オーナーの大きなリスクに、管理を任せた管理会社への不満があります。
・入居者募集の活動への不満
・入居者のクレーム対応への不満
・物件の共用部の清掃や修繕に関する不満
・賃貸経営オーナーへの管理業務の報告に関する不満
など、オーナー自身が望む、管理業務への取り組みの違いから、不満が募ります。
入居者募集の活動への不満
入居者募集活動に関する管理会社への不満は、空室対応の策や、家賃の設定、入居審査など多岐にわたり、賃貸経営の根幹と言えるでしょう。
<空室対応への不満>
・入居者が退去通知をしていても、物件募集を開始しない
・賃貸物件募集ポータルサイトに物件を反映していない
・仲介業者へ物件の宣伝/情報の提供などを積極的に行わない
・繁忙期に退去者が相次ぎ、空室が目立つ
・内見希望者は来るのに、契約に繋がらない
・立地は良いのに、入居希望者が来ない
・周囲に競合アパートが多く、空室が埋まらない
<検討事項>
・募集家賃の見直し
・広告料の検討
・フロントフリーレントの活用
・敷金/礼金の見直し
・初期費用の見直し
等、管理会社と検討できることは見直しが必要になります。
入居者のクレーム対応に関する不満
入居者からの主なクレームの内容です。
<入居者間のトラブル>
・近隣入居者の、騒音、音に関するクレーム
・ゴミ出しルールの違反
・駐車場内、トラブル
<貸主とのトラブル>
・設備の不調(エアコン、給湯器の故障)
・水漏れ
・排水溝からの下水臭
等、入居者間のトラブルと設備不良等の貸主とのトラブルがあります。
入居者間のトラブルは、大事になる前に、双方との協議を早めに行い、意見を取りまとめ解決していく対応が必要になります。
設備等、貸主責任の設備不良は兎に角、早急な対応につきます。
物件の共用部の清掃や修繕に関する不満
貸主に対するクレームは、居室内の設備面へのクレームと建物の共用部の清掃や照明の故障などがあります。
居室内の設備は、生活に直結したクレームとなりますので、兎に角、早い対応が必要です。
建物の共用部の清掃や照明も管理会社に、定期的な未然の対応が望まれます。
入居者募集活動、クレーム対応、営繕対応等、管理会社には、多くを委託していますが、賃貸経営上、満室経営を営む「選ばれるお部屋」となるには、重要な業務ばかりです。
賃貸経営オーナーが自主管理できないほど、管理会社の役割は大きくなっています。
地域NO.の選ばれる物件となり、満室経営を続けていく上でも、しっかりした信頼できるシステムのある管理会社を選択すべきでしょう。
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