任意売却は不動産売却と住宅ローン救済支援になります
ー金沢なかまち不動産BLOGー
住宅の売却には様々な事情が有ります。その一つが、当初の生活設計が変化することで、資金計画が上手くいかず、住宅ローンが負担となりそうな、家庭環境の変化があります。
病気や事故による離職や退職で、仕事が変わったり、できなくなったりして、収入が減少してしまう。
離婚に発展しそうな家庭状況で、住宅をどうすれば良いかわからない等。
将来への立て直し策として、負担の大きい住宅売却を悩んでいるケースが増えています。
住宅売却後の残債(残ったローン)はどうなるの?
通常、住宅を購入する時は住宅ローンを組みます。その住宅ローンの担保として、住宅には金融機関の抵当権が設定されています。
返済途中で住宅を売却する時は、その抵当権を抹消しなければなりません。その為、売却価格で全額返済し完済できれば良いのですが、返済途中の場合、完済しきれず、ローンが残ってしまうケースが多いようです。
しかし、それでも強制競売等の法的売買に比べれば、納期のある急ぐ取引にはなりますが通常の取引価格に近い売買が可能ですから、任意売却の選択が有利と言われています。
購入する方も、比較的築浅な優良物件がお値打ちに購入できる利点もあります。
昨今、離婚による住宅売却の問題も多いようです。
離婚したいが、住宅ローンが夫婦共有であったり、奥さんが連帯保証人であったりして、家庭内離婚でありながら、同居せざるを得ない夫婦事情もあるようです。住宅ローンの返済が売却で可能であれば、即、離婚したいという夫婦もあるようです。
この様な事情を解決するには、専門的な知識や経験がないと難しいと思われます。又、弱みに付け込む怪しい会社もありますので、信用のある専門家に相談することをお勧めします。
売却する方も、購入される方もメリットのある任意売却は、複雑な法律や金融機関との交渉、手続き、不動産取引が必要になります。競売等手遅れにならない早目の対策をお勧めします。

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