なかまち不動産
2019年09月12日
不動産活用
土地の利用・活用って何種類位あるの?
土地所有者の基本は、自己使用ですよね。その多くは、自宅用地として所有しています。
自宅使用以上に土地がある人は、自営業者として、商売や農業に使用しています。
それ以上に個人名義で所有している土地がある人は、所謂、「地主」と言われる人です。
自己使用以外は、建て貸しか、地貸しになります。
・自分名義の土地に、自分名義の建物を建て、活用する。・・・建て貸し。
建物は自己名義。
リスク:建設資金は地主負担。当該、土地、建物の担保による借入。
土地、建物が抵当に入る。事業収支のリスクはあるが、清算は可能。
・自分名義の土地を、貸して他人名義の建物が建つ。・・・地貸し。
建物は他人名義。
リスク:事業倒産の場合、建物の残骸が土地の上に残ります。
貸している土地は建物共の売却か、建物取り壊し、抵当権抹消迄塩付け。
固定資産税は解決迄、地主負担。建物は、勝手に壊せ無い。「死に地」。
半永久的に解決が難しい(パチンコ店、飲食店等の放置店舗跡)・・街でよく見ます。
地貸は、投資的リスクが無く、手を出しやすいが、大きなリスクが隠れています。
当初の負担が無い方が、地主としては乗りやすい「儲け話」です。が、商売は水物です。
上場クラスの事業主体なら、多少、安心ですが、定期借地契約であろうが、倒産すれば、
自主取り壊しであっても、できないから、倒産するのです。
活用方法は、何種類もありますが、基本的な形態、リスクは今も、昔も変わりません。
・活用の種類は、10種類以上ありますが、土地の利用方法の基本は、しっかり、認識し
ておきましょう。
・昨今は、より複雑な上手い話しが有ります。
基本を踏まえ、専門家とよく検討相談し対処しましょう。お気軽に、ご相談ください。
この記事を書いた人
中町秀豊です

「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、東証一部上場の建設・不動産活用専門会社に勤務し、支店長として全国各地を転勤し不動産の有効活用事業で多くの皆様と出会い、建設、不動産に関わる様々な取引・契約を経験することができました。これからの人生も、不動産の売買、活用、賃貸に関わる皆様の様々な要望、お悩み、ご相談に真摯に取り組み、「不動産で笑顔のある豊かな人生を」応援します。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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