なかまち不動産
2019年07月31日
不動産購入
区分所有建物の登記簿は、複雑です
ー金沢なかまち不動産BLOGー
一般的に区分所有建物(マンション)は土地と建物との分離処分が禁止され「敷地権」として登記されています。区分所有建物は一棟の建物を複数の世帯で利用することから「専有部分」と「共用部分」から成り立っており、管理規約によりルール化されています。
管理規約にある「共用部分」の中で、「専用使用権」が認められている場合、使用料が定められている場合があります
専用使用部分として、各住戸に接する(バルコニー)、各住戸に付属する(玄関扉、窓枠、窓ガラス)、1階に面する庭や屋上テラス等があり、専有使用権者が定められています。使用料も確認しましょう!
中古マンション価格査定では、マンションの土地は空間利用という考え方です
土地は共有で建物と一体として利用されています。土地の価格が空間と考えられ、空間の部分のうち専有部分が取引されると考えると、専有部分の床面積の価格(単価)を比較することで価格査定できることになります。当然、対象物件の地域性・個別性の価格形成要因や品等の比較は考慮します。是非、専門家にご相談することをお勧めします。
この記事を書いた人
中町秀豊です

「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、大手建設・不動産活用専門会社の支店長として全国各地を転勤し、不動産活用を通じ多くの不動産オーナーとご家族の皆様と出会い、様々な建設・不動産取引の経験を積むことができました。これからの人生も、不動産オーナーとご家族の皆様其々のお悩みやご要望にお応えし、不動産で「笑顔のある豊かな人生=リッチライフ」を創造できれば幸せです。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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