なかまち不動産
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2021年03月12日
賃貸・管理

明け渡し・退去に応じない借主

明け渡しに応じない事を、想定した特約を定めていたこともあったようですが、「自力救済禁止の法理」に抵触するものとして、公序良俗に反し無効である判例が出ています。

強制執行等になる可能性がありますので、注意が必要です。

明け渡した部屋に、借主の所有物(残置物)が放置されている時、どうしますか?

残置物を貸主が勝手に処分すると、「借主の所有権の侵害」になります。

移転先、住所が明らかなら、協議し収去を求めることになります。住所が不明な場合は、協議できないことになりますから、法的には大変です。

契約時に残置物の帰属や処分できるよう対応が必要です。古い契約物件は注意してください。

明け渡しに関連して「有益費の償還請求権」と「造作買取請求権」の取り扱いに注意が必要

借主が物件の改良の為に支出した費用等の有益費を請求するのが「有益費の償還請求」で貸主の同意を得て、物件に付加した造作の買取を請求することを「造作買取請求権」と言います。

いずれも、特約により排除可能ですので、取り扱いに注意が必要です。

 

この記事を書いた人
中町秀豊です ナカマチヒデトヨ
中町秀豊です
「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、東証一部上場の建設・不動産活用専門会社に勤務し、支店長として全国各地を転勤し不動産の有効活用事業で多くの皆様と出会い、建設、不動産に関わる様々な取引・契約を経験することができました。これからの人生も、不動産の売買、活用、賃貸に関わる皆様の様々な要望、お悩み、ご相談に真摯に取り組み、「不動産で笑顔のある豊かな人生を」応援します。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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