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2021年07月07日
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最近話題になってる、選択的夫婦別姓や事実婚、法律婚って、どういうこと?

最近、TV等で「夫婦別姓」を認めない民法と戸籍法の憲法違反について「合憲」とする決定が報道されました。

夫婦同姓を定めた民法の規定と、婚姻届の「夫婦が称する氏」を記載すると定めた戸籍法の規定により、婚姻届に夫婦何れかの同一氏が記載されなければ、婚姻届は、受理されず、法律婚として法律的に婚姻が認められたことにはならないのです。

その為、現在の日本では、「夫婦別姓」を選択した夫婦の場合は、事実婚という夫婦、家族の生活を実態として営むしか方法が無く、婚姻の自由を定めた憲法に違反しているとして議論されている大きなテーマなのです。

夫婦が必ず同じ氏を名乗ることになったのは、いつからですか?

明治31年に施行された戦前の民法では、戸主と家族は家の氏を名乗ることとされた結果、夫婦は同じ氏を称するという制度になりました。

明治時代より以前は、そもそも庶民には氏を名乗ることは許されていませんでした。第二次世界大戦後の昭和22年に施行された民法で「夫婦は、婚姻の際に夫又は、妻の氏を称する」とされた制度が、現在に至っています。

夫婦別姓を希望する人が増えているのですか?

結婚の時、夫婦の一方が必ず氏を変えなければならない、現在の夫婦同氏制度により、別姓を選択する夫婦の場合、法律的に認められた法律婚とならない制度が、現代の人々の希望する婚姻制度の障害となっているということです。
〇夫婦別姓を希望する主な背景
・生まれ育った代々受け継がれてきた氏を大切にしたいという気持ちや感情を持つ人が増えた
・一人っ子同士の結婚の弊害となっている
・氏を変えることによって、本人の同一性が確認できなくなり、職業生活上不利益を被るといった事態が生じる等が背景にあります。

事実婚のメリット・デメリットは?

現状の事実婚によるメリット・デメリットは、どのようなことが考えられるでしょうか?
〇メリットと言える点
・氏を改める必要が無い
銀行口座やクレジットカード、健康保険といった各種制度における氏名変更の必要が無い
・離婚しても戸籍に履歴が残らない

〇デメリットと言える点
・共同親権が持てない
事実婚で生まれた子供の親権は原則、母親になります。父親へ親権を変更する場合は、家庭裁判所の手続きにより「認知」が必要です。
・日常生活において家族関係を証明しにくい
・経済的不利益がある
税法上、配偶者控除の対象にならない。

等のメリット・デメリットと言える点がありますが、近年、事実婚を希望している人が増えている背景として、夫婦別姓の制度の在り方が問われています。

この記事を書いた人
中町秀豊です ナカマチヒデトヨ
中町秀豊です
「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、東証一部上場の建設・不動産活用専門会社に勤務し、支店長として全国各地を転勤し不動産の有効活用事業で多くの皆様と出会い、建設、不動産に関わる様々な取引・契約を経験することができました。これからの人生も、不動産の売買、活用、賃貸に関わる皆様の様々な要望、お悩み、ご相談に真摯に取り組み、「不動産で笑顔のある豊かな人生を」応援します。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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