なかまち不動産
10:00~18:00
2021年02月19日
不動産売却

リースバックで売却後の家賃、支払い続けられますか?

リースバックとは、所有している自宅をあらかじめ住む期間を取り決めて売却(不動産の売買契約で所有権移転)し、売却後は、賃貸借契約・リース契約をしてそのまま、今までと同様に住み続けるシステムです。

住み慣れた自宅を手放さずに、売却することで、一時的にまとまった資金が入り、住宅ローン等の返済ができ、元自宅にも住み続けられることが最大のメリットです。

しかし、あくまで元自宅を借りて家賃を支払い続けて住むということですから、払えなければ退去、引越しということになります。

買戻しもできますが、まとまった資金の予定がない限りはできないので、家賃を支払って借り続けることができるかが、最大のデメリットになります。

リースバックでは、売却後、定期借家契約(定期建物賃貸借契約)を締結します

リースバックでは、通常、2年の定期建物賃貸借契約を締結することが多いようです。

定期建物賃貸借契約は、原則として更新はされず、当初からずっと住み続けたい場合は、再契約という形になります。

売却後の賃貸借契約の内容を充分理解したうえで、リースバック契約することが大切です。

・希望する契約期間の賃貸借契約を締結する
・定期賃貸借契約で2年の更新と言われた場合、更新の覚書等の契約を交わしておく
・定期借家契約ではなく普通借家契約を希望する等、交渉することが必要です。

定期建物賃貸借契約の場合には、契約期間が満了と共に契約が終了することになり、更新がありません。

双方合意の再契約しか住み続けることができない契約であることを、理解しておく必要があります。

又は、覚書で更新を保全しておくか、普通借家契約を希望し契約するかです。

リースバックの支払い賃料(月額:家賃)の相場はいくら位?

リースバック契約の売却後の、月額家賃の相場はいくら位でしょうか?
自分が売却した自分の家の、売却価格がベースになります。

通常、年間家賃は、売却価格の7%~13%で10%程度が目安と言われています。
2000万円で売却した場合は、年間家賃は200万円、月額で167、000円になります。

そもそも、リースバックを検討した時、毎月の住宅ローン等の支払いが負担だったので、住宅を手放すことを考えたはずです。

リースバック契約では、自宅を売却しても住めることがメリットのはずでした。

しかし、一時的には、返済もでき安心できたとしても、将来的に想像以上の高額家賃の支払いを続けていけるのか、はたしてこの元自宅に住む意味があるのか、別の支払い可能な住まいに引っ越す方が現実的ではないか等、検討し計画することが大切です。

買戻しも現実的な判断が必要になりますし、住み続けて家賃を払い続けることも、現実的な判断が必要になります。

リースバック契約には、メリットも多いですが、リスク、デメリットも多いことを理解して判断することが大切です。



この記事を書いた人
中町秀豊です ナカマチヒデトヨ
中町秀豊です
「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、東証一部上場の建設・不動産活用専門会社に勤務し、支店長として全国各地を転勤し不動産の有効活用事業で多くの皆様と出会い、建設、不動産に関わる様々な取引・契約を経験することができました。これからの人生も、不動産の売買、活用、賃貸に関わる皆様の様々な要望、お悩み、ご相談に真摯に取り組み、「不動産で笑顔のある豊かな人生を」応援します。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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