なかまち不動産
10:00~18:00
2020年09月07日
賃貸改善管理

大家さんの事業リスク、少ない方が当然、安心です

アパート、マンションの入居契約の条件として、火災保険「借家人賠償責任保険」への加入を義務付けている業者が、大半です。

入居者、オーナー双方の安全、保全を考えると、当然と言えます。

火災保険と賃貸契約内容を理解していれば、年間約1万円程度の保険料は必要経費です。

大家さん、あなたのお部屋を借りる時、保険加入は条件になっていますか?又、現在入居している契約者は、全室加入していますか?

「失火責任法」ってご存知ですか?

もし、入居者が部屋から火を出し、借りている部屋や隣室、建物全体に被害を与えてしまったら、賠償責任はあるでしょうか?

民法の「失火責任法」では、失火者に重大な過失がなければ賠償責任を負わないことになっています。

重大な過失:天ぷら鍋加熱中に、その場を離れた為、引火し火災した場合

       消えていないタバコの吸い殻を、ゴミ箱に捨て外出し、火災した場合等

でも逆に、隣室からの出火で、自分自身の家財や部屋が焼失しても、弁償して貰えない

いうことになります。

そのリスクを回避する為にも、大家さんは、建設資金が融資の場合は当然に、火災保険加入が条件となっていますので、自己保全として保険には自己負担で加入しています。

しかし、失火の原因が入居者の場合、やはり、現状回復は要求したいですね。

最小限の賠償責任は果たせるように、保全することです

・入居者には、賃貸借契約において「原状回復義務」が存在します。

 もし、火災を起こして「失火責任法」があっても、オーナー(賃貸人)に対する「原状

 回復義務」契約履行義務はあります。できない場合は損害賠償責任が発生することにな

 ります。

・又、入居者が起こした火災でも、隣室が起こした火災でも、入居者自身の財産が損害を

 受けても誰に対しても損害賠償請求ができないということです。

・自分の財産は自分で守るしかないのです。

入居者(賃借人)が、最低限加入すべき火災保険は?

オーナー(家主)に対する補償       :借家人賠償責任保険

入居者本人の家財一式等の補償       :家財保険

隣室への補償と火災や日常的トラブルの補償 :個人賠償責任保険 

 

 以上三点の補償がセットになっている保険内容が、最低限必要です。

 共同住宅は、多くの世帯の共同生活であり、事業ですから賠償も大きく、できなければ

 保証人も含め、皆が不幸になります。

 大家さんは建物を守る為に、リスク回避の為に保険に加入しています。入居者にも現状

 回復義務や損害賠償のリスクがあります。

 賃貸事業は双方で、リスクを回避していかないと、責任が取れない程「大きなリスク」

 を抱えることになります。大家さんは、入居者との共存の為にも、管理会社に入居者に

 確認しておくことをお勧めします。

この記事を書いた人
中町秀豊です ナカマチヒデトヨ
中町秀豊です
「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、大手建設・不動産活用専門会社の支店長として全国各地を転勤し、不動産活用を通じ多くの不動産オーナーとご家族の皆様と出会い、様々な建設・不動産取引の経験を積むことができました。これからの人生も、不動産オーナーとご家族の皆様其々のお悩みやご要望にお応えし、不動産で「笑顔のある豊かな人生=リッチライフ」を創造できれば幸せです。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
arrow_upward