なかまち不動産
10:00~18:00
2020年06月26日
賃貸改善管理

2006年以前のアスベスト使用の建物、解体ピークは2028年

1956年から2006年の使用全面禁止とされる迄、高度経済成長の波に乗り建設された多くの鉄骨造や鉄筋コンクリートのビルやマンションに、アスベストが使用されていた可能性があると言われています。日本は国際的な規制より対応が遅れたこともあり、2030年をピークに被害者が増加すると考えれています。

アスベスト被害とは、石綿を吸い込むことで、肺がんや中皮腫の症状が出ます

アスベストとは石綿と言われ、繊維状の天然の鉱物です。耐熱性・耐火性に優れ、丈夫で安価なことから、様々な建築材料等に使用されてきました。空気中に浮遊する目視できない繊維状の細かな鉱物を、気が付かない間に吸い込んでしまい、肺の奥迄入り込み、組織を傷つけることで、深刻な病気を起こします。

一般的な症状としては、石綿肺(じん肺)や肺がん、中皮腫等があります。発症迄、30年から40年と言われており、2030年をピークに2040年頃まで発症患者数が増加すると言われています。

2028年が建物解体数のピークと予測されています

国土交通省では、全国に280万棟もの民間建築物にアスベストが使用されていると推計しています。その為、1956年~2006年迄に建てられたS造、RC造のビルやマンションの解体時期のピークが2028年と予測しています。後、8年です。

ビルやマンションのオーナーにとっても、アスベストが使用されている建物の維持管理にも費用が掛かりますが、解体・建替え工事においても「特定粉じん排出」工事として近隣対応も費用も必要になります。

建築に関わってきた方々の発症リスクも、建設したオーナーの方も、両者に健康被害と費用負担が強いられる深刻な公害と言えます。

行政側でも、労災認定や調査や除去工事の自治体からの補助金制度等も創設されていますので、活用することをお勧めします。

この記事を書いた人
中町秀豊です ナカマチヒデトヨ
中町秀豊です
「なかまち不動産」の中町秀豊です。約30年、大手建設・不動産活用専門会社の支店長として全国各地を転勤し、不動産活用を通じ多くの不動産オーナーとご家族の皆様と出会い、様々な建設・不動産取引の経験を積むことができました。これからの人生も、不動産オーナーとご家族の皆様其々のお悩みやご要望にお応えし、不動産で「笑顔のある豊かな人生=リッチライフ」を創造できれば幸せです。真摯に一生懸命が信条です。どうぞ宜しくお願いいたします。
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