新生活様式で、暮らしが変わる
ー金沢なかまち不動産BLOGー
長丁場となるコロナ対策に示された「新生活様式」は、永年、日本が取り組んでもできなかった生活スタイル変革の足掛かりとなろうとしています。働き方改革や学校制度の見直しに伴う企業活動の変革が、日本の新しい生活の在り方となるかもしれません。
経済と豊かな家庭、家族の在り方を考える良い機会では
住宅、マンションメーカーの広告のコンセプトは、家族の年齢層にもよりますが、幸せな家庭、家族の笑顔と暮らしが、描かれています。今回のコロナ対策で、ステイホームを楽しめている家庭はあるでしょうか?
本来、人の生活、暮らしで安らぐ憩いの場、居場所こそが家庭であるはずです。ステイホームで、家族が長時間集まり生活していることに慣れていない為、逆にストレスが溜まり、ぶつかり、安らぐどころか、疲弊している家庭が多いようにも聞きます。
国際社会の中の日本で生きる社会人としては、日頃、疑問に思う働き方や、学校制度があったとしても、経済優先の働く環境を変えることは難しく、幼き頃から育ってきた環境に馴染んでしまっている人、世代が多いことが理由ではないでしょうか?忙しく働き家族の為のモチベーションは戦後から変わらず、忙しくしていないと落ち着かない高度成長期の影が、今も残っているのかもしれません。
良き住環境と笑顔のある豊かな人生を
多くの世帯が、仕事の在り方、家族の在り方を、世代毎に考えさせられているステイホームではないでしょうか?今こそ、個々が描く、家庭観、人生観に仕事、教育、経済がどうあるべきか、又、自分は夫婦は何を望んでいるか家としての指針が持てるではないでしょうか?その中でも、暮らしの中心となる住環境「居場所」はとても大きなファクターとなります。
経済の為に、生活の為に、自分の夢の為に、多くを犠牲にし正当化しなければ成り立たない現実もあります。コロナ対策は、世界、日本において「新しい生活様式」を求めています。
満員の通勤電車や、営業活動を想像してみるだけで、日本経済全体が大きく転換してほしい機会と期待します。良き住環境も、都会と地方の選択や、仕事、教育、老後により変わります。将来と現実、年齢、夢等、大切なことを考える以外な「コロナからの提案」では、無いでしょうか?

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